Nahari bridge over railway.JPG
よみもの

39302 / なはりちょう

高知県 安芸郡

奈半利町

線路が横切った参道に、橋が架かった。

法恩寺跨線橋|三光院の参道

Photo by Navian (Public domain)

01 / 離岸堤のサンゴ

波を消すための離岸堤に、サンゴが群生する。

消波と砂浜の回復のため、奈半利港海岸には1975〜1993年に離岸堤が設置された。土木学会誌によると、1975年ごろから離岸堤にサンゴが着生し、2003年の調査では73種が出現。22種は土佐湾内で初めての確認種だった。

  • 1975年ごろから離岸堤にサンゴが着生(土木学会誌 2003)
  • 2003年の調査で73種、うち22種は土佐湾内で初確認
  • 9種は本土太平洋岸での分布の北限(2003年)

02 / 濱田典彌家住宅

地主の屋敷の隅を、浜石の「豆板塀」が区切る。

奈半利の大地主だった濱田家の住まいで、昭和9年の建築。石垣塀は浜石を使ったコンクリート練積塀で、厚さ0.3m、高さ1.9m、折れ曲がって延長24m。文化庁は「当地で豆板塀と呼ばれる」一例とする。米あずかり場は、地主の屋敷構えを物語る。屋内は普段は非公開。

  • 主屋・かま屋・米あずかり場・土蔵・石垣塀の5件が登録有形文化財(2004年登録)
  • 塀は厚さ0.3m、高さ1.9m、延長24m
  • 屋内は普段は公開していない(日本遺産協議会)

03 / 材木流しの絵馬

奈半利川で木材を運ぶ様子が、明治12年の絵馬に描かれた。

三光院に明治12年に奉納された絵馬は、奈半利川の水流を利用して木材を運ぶ様子を描く。中芸地域では、森林鉄道の敷設前は安田川や奈半利川の流れで山から海へ木材を運んだ。町指定有形文化財で、県立歴史民俗資料館が保管する。多気坂本神社にも同じ材木流しの絵馬がある。

  • 明治12年に三光院へ奉納
  • 奈半利町指定有形文化財(美術工芸品)
  • 高知県立歴史民俗資料館が保管(日本遺産協議会)

くらし

街道の分岐で栄えた旧道に、今も人が住む古い建物が点在する。

  • 人口3千人規模
  • 郡部の町

奈半利町は安芸郡の町。土佐東街道と野根山街道の分岐として栄え、水きり瓦の家、浜石の石塀、赤レンガの蔵などが点在する。文化遺産オンラインでは、町内の37件が国の登録有形文化財。町公式は稲作と、施設園芸のナス・スイカを挙げ、特産にいちじく・やまもも・金目鯛が並ぶ。

住んでいる人
3,034人
19952020

2015年より −8.8%

4,291 → 3,034人

面積
28.37km²

うち可住地 7.17km²

2024年

世帯数
1,409世帯

1世帯 2.2人

2020年

家賃(借家の平均)
—
医療
病院0/診療所4

人口1万人あたり 13.2

2023年

面積28.37km²うち可住地7.17km² / 25%
面積と可住地を同じ縮尺でe-Stat B1101 / B1103
待機児童
—保育所等 1園
住宅取得補助
—
年平均気温
—

この3項目は全国横断のデータ源を探しています。推測値では埋めません。

かたち

3市町村に、接している。

日本のなかの奈半利町33.424°N 134.021°E
東京大阪奈半利町
奈半利町の領域
境界:国土数値情報 N03

南北のながさ

7.8km

室戸市・北川村・田野町

区間ごとの所要時間は公式に記載が無いため、出していません。

奈半利町は、こういう町です。

  1. 01法恩寺跨線橋は、三光院の参道に架かる石造のアーチ橋で、日本遺産の構成文化財の一つ。1933年ごろの建設で、魚梁瀬森林鉄道奈半利川線の軌道が参道を横切ることになったため、参道の橋として軌道をまたいで架けられた。いまは軌道跡の町道をまたぎ、参道の一部として使われている。
  2. 02ふるさと海岸の離岸堤には、サンゴが着生している。海浜センターは、沖のサンゴを眺めるマリン体験を案内している。濱田典彌家住宅は大地主の屋敷で、三光院の絵馬は奈半利川の材木流しを描く。
  3. 03町長のあいさつは、野根山街道が養老年間に土佐と阿波を結ぶ官道として開かれ、『土佐日記』に『那波の泊』として記されていると述べる。町内の37件が登録有形文化財で、特産にはいちじく・金目鯛がある。

気になったら、町に聞いてみませんか。