青木村・大法寺三重塔(初重の組物)
よみもの

20349 / あおきむら

長野県 小県郡

青木村

初重だけ、少し簡単な組物にした塔。

大法寺三重塔|初重の組物

Photo by Masanori88 (CC BY-SA 3.0)

01 / 保福寺峠

峠を越える夫を心配して詠んだと伝わる歌が、万葉歌碑になって頂上に立つ。

青木村の保福寺峠
Photo by Mountainlife (CC BY-SA 3.0)

村公式が推定の東山道として載せる保福寺峠は、標高1,345m。開かれたばかりで危険だった頃、峠を越える夫を案じた妻が万葉集巻一四の歌を詠んだと伝えられ、頂上には1983年に青木村と松本市が歌碑を建てました。ウェストンが眺めを称賛した地の碑も立ちます。

  • 標高1,345m
  • 万葉集巻一四の歌
  • 1983年に歌碑を建立

02 / 日吉神社

正面は五間あるのに、扉口は中央の一つだけ。

殿戸に鎮座する日吉神社の本殿は、五間社流造・見世棚造の県宝。五間社は正面の各柱間に扉口をつけるのが一般的ですが、この本殿は中央の1つだけと村公式は記します。江戸時代、日照りが続くと浦野組の人々が雨乞い行列を出し、その様子は絵に描かれました。

  • 五間社流造・見世棚造
  • 扉口は中央柱間に1つ
  • 県宝(1990年8月指定)

03 / 野生里芋

縄文時代に渡来した里芋が、冬も水温の高い湯尻で生き残っている。

沓掛温泉の湯尻にある野生里芋の群生地は、県の天然記念物。村公式は、縄文時代の晩期に気温が下がってほとんどの地域で絶えたが、冬も水温が高いここでは絶えずに生き残ったと記します。村では石芋・弘法芋と呼びます。

  • 県天然記念物(2007年5月指定)
  • 縄文時代晩期に各地で絶えた
  • 石芋・弘法芋の呼び名

空から見た青木村

いまと1974〜78年。写真を押すと、寄って見られます

広域(約6km四方)

近景(約1.5km四方)

いま(2004年撮影)1974〜78年撮影

出典:国土地理院 地理院タイル(全国最新写真(シームレス)/国土画像情報(第一期:1974〜1978年撮影))

地理院地図で開く(いま)地理院地図で開く(1974〜78年)

くらし

上田から、路線バスで31分。

  • 人口4千人規模
  • 郡部の町

上田市から西へ約12kmの農山村で、面積57.10km²の約8割は山林です。南の夫神岳、北の子檀嶺岳、西の十観山を村は「青木三山」と呼びます。村に鉄道の駅は無く、千曲バス青木線で上田駅前から青木バスターミナルまで31分です(時刻表、2026年10月改正)。

住んでいる人
4,121人
19952020

2015年より −5.1%

5,003 → 4,121人

面積
57.1km²

うち可住地 10.81km²

2024年

世帯数
1,553世帯

1世帯 2.7人

2020年

家賃(借家の平均)
—
医療
病院0/診療所2

人口1万人あたり 4.9

2023年

面積57.1km²うち可住地10.81km² / 19%
面積と可住地を同じ縮尺でe-Stat B1101 / B1103
待機児童
—保育所等 1園
住宅取得補助
—
年平均気温
—

この3項目は全国横断のデータ源を探しています。推測値では埋めません。

ACCESS

ここから、どこへ。

日本のなかの青木村36.370°N 138.129°E
大阪青木村
  • 上田まで路線バス31分

所要時間は千曲バス公式『青木線』の時刻表(令和8年10月1日改正。下秋和車庫~上田駅前~小泉~青木バスターミナル)。上田駅前→青木バスターミナルは平日・土日祝とも毎時15分発・46分着の便が31分(例:8:15→8:46、9:15→9:46。平日の7:44→8:15、17:15→17:46、18:01→18:32、18:58→19:29、19:55→20:26、21:00→21:31もすべて31分)。逆向きの青木バスターミナル→上田駅前も土日祝の7:00→7:31ほか毎時00分発・31分着が31分(平日の8:00→8:33だけ33分)(2026-10-21 確認)。時間帯により異なります。

かたち

3市町村に、接している。

青木村の領域
境界:「国土数値情報(行政区域データ)」(国土交通省)を加工して作成湖沼:国土数値情報(湖沼データ)(国土交通省)を加工して、まちがたりが作成。 この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(空間データ基盤)、数値地図25000(地名・公共施設)を使用した。(承認番号 平27情使、第585号)

南北のながさ

10.5km

青木村は、こういう町です。

  1. 01大法寺三重塔は、墨書から正慶2年(1333)の建立と分かった国宝で、二重・三重は三手先の組物だが、初重だけは少し簡単な二手先にしたと村公式は記す
  2. 02推定の東山道が越えた保福寺峠の頂上には万葉歌碑とウェストンの碑が立ち、殿戸の日吉神社本殿は、正面五間で扉口が中央に一つだけの県宝になっている
  3. 03沓掛の湯尻には県の天然記念物の野生里芋が生き残り、青木三山に囲まれた村は、上田駅前から千曲バスで31分の距離にある

気になったら、町に聞いてみませんか。