Gorogataki Waterfall.jpg
よみもの

43447 / やまとちょう

熊本県 上益城郡

山都町

藩主が見た滝が、国中の風景を描く発端になった。

五郎ガ瀧|領内名勝図巻

Photo by Ozizo (CC BY-SA 3.0)

01 / 通潤橋の目地

石管の目地は、土・白灰・砂・塩と松葉汁を搗いてつくる。

Tsujyunkyo.jpg
Photo by masamic (CC BY-SA 3.0)

通潤橋は1854年に造られた石造アーチ水路橋で、国宝です。通水石管の目地の漆喰は「八斗漆喰」と記録され、仕法書によれば五つの材料を搗いて二日二夜寝かせ、再び搗きます。弱い漆喰は、補修をこの部分に留める役目も果たします。

  • 土・白灰・砂・塩・松葉汁
  • 二日二夜寝かせる
  • 1854年 建設

02 / 火伏地蔵祭

解体しても売り物になるよう、釘もノリも使わずに造る。

馬見原商店街で毎年8月下旬に行われる火伏地蔵祭では、各町内が「造り物」を奉納します。かつては商家ごとの奉納で、茶碗などの日用品が材料でした。解体後も売り物にできるよう釘やノリは使わず、今もその手法が受けつがれています。

  • 毎年8月下旬
  • 永禄6年(1563)起源ともいわれる
  • 釘・ノリを使わない

03 / 清和文楽

清和文楽は、淡路由来の人形浄瑠璃が19世紀中ごろまでに伝わったという。

Seiwa bunraku puppet theater 1.jpg
Photo by MK Products (CC BY-SA 3.0)

熊本県の重要無形文化財「清和文楽人形芝居」を受け継ぐのは、清和文楽人形芝居保存会です。6年かけた調査の報告書は、淡路由来の人形浄瑠璃が19世紀中ごろまでに伝わったとし、大分の一座を経由か、人形のかしらは阿波由来と伝えられました。

  • 熊本県重要無形文化財
  • 淡路由来・19世紀中ごろまで
  • かしらは阿波由来

くらし

矢部・清和・蘇陽、三つの町村がひとつになった。

  • 人口1万人規模
  • 郡部の町

2005年2月11日に矢部町・清和村・蘇陽町が合併しました。通潤橋は旧矢部町、清和文楽は旧清和村、馬見原は旧蘇陽町にあります。町公式の資料は、標高200〜1700mの中山間地で、住民の40%が第一次産業に従事すると記します(2021年)。

住んでいる人
13,503人
20052020

2015年より −10.9%

18,761 → 13,503人

面積
544.67km²

うち可住地 139.65km²

2024年

世帯数
5,252世帯

1世帯 2.6人

2020年

家賃(借家の平均)
—
医療
病院4/診療所12

人口1万人あたり 11.8

2023年

面積544.67km²うち可住地139.65km² / 26%
面積と可住地を同じ縮尺でe-Stat B1101 / B1103
待機児童
—保育所等 10園
住宅取得補助
—
年平均気温
—

この3項目は全国横断のデータ源を探しています。推測値では埋めません。

ACCESS

ここから、どこへ。

日本のなかの山都町32.686°N 130.986°E
東京大阪山都町
ふれあいバスセンター
ふれあいバスセンター2022年
  • 熊本まで路線バス93分

所要時間は山都町公式『総合時刻表 R8.10.1現在』(まちづくり課・2026-10-01更新。熊本バス・西鉄バス・宮崎交通・九州産交バスの時刻を町がまとめたもの)。熊本バス山荘線(M3-2)の桜町バスターミナル発→浜町着は、平日 6:28→7:59(91分)・7:40→9:16(96)・10:35→12:11(96)・13:15→14:51(96)・16:40→18:21(101)・18:30→20:03(93)・19:40→21:13(93)、土曜 6:50→8:20(90)・8:25→9:58(93)・11:15→12:50(95)・15:05→16:46(101)・18:50→20:23(93)、日曜 6:50→8:19(89)・11:05→12:38(93)・14:30→16:04(94)・16:30→18:09(99)。高速バス『ごかせ号』は博多バスターミナル発→山都町着が 8:25→10:51・10:25→12:51・15:50→18:16・17:50→20:16 のどれも146分(西鉄天神高速バスターミナル発は 8:05→10:51 などで166分)(2026-10-03 確認)。時間帯により異なります。

かたち

1県・9市町村に、接している。

山都町の領域
境界:国土数値情報 N03

南北のながさ

30.1km

熊本県
高森町・美里町・御船町・南阿蘇村・西原村・八代市
宮崎県
五ヶ瀬町・椎葉村・高千穂町

山都町は、こういう町です。

  1. 01五郎ガ瀧は、緑川水系五老滝川にかかる落差約36mの滝です。藩主細川斉茲が1791年に矢部で滝を見たのち、国中の滝や山川を描く命が出て「領内名勝図巻」ができ、2015年に図巻の風景地の一つとして国の名勝になりました。
  2. 02通潤橋の目地には、土・白灰・砂・塩と松葉汁の漆喰が使われます。馬見原の火伏地蔵祭の造り物は釘やノリを使わず、9月の八朔祭では浜町で竹や杉などの大造り物が町内を引き廻されます。
  3. 03清和文楽人形芝居は熊本県の重要無形文化財で、保存会の調査報告は淡路由来の人形浄瑠璃が19世紀中ごろまでに伝わったとします。

いまの町を、見る。

出典:Wikidata(P2002・P2003・P2013・P2397)

気になったら、町に聞いてみませんか。