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よみもの

18404 / みなみえちぜんちょう

福井県 南条郡

南越前町

飛ばないゲンゴロウが、山上の池で生きる。

ヤシャゲンゴロウ|夜叉ケ池

Photo by Alpsdake (CC BY-SA 3.0)

01 / 孫嫡子

峠の4軒の茶屋が、疱瘡よけの札を配った。

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Photo by TR15336300101 (CC BY-SA 4.0)

湯尾峠は天正6年(1578)に柴田勝家が整えた北陸道の峠。頂上には疱瘡(天然痘)よけの孫嫡子神社と4軒の茶屋があり、茶屋でお守りの札を配りました。1685年に福井藩がまとめた『越前地理指南』にも載ります。明治に新道と鉄道ができると茶屋は山を下り、峠は2021年に国の名勝に。

  • 4軒の茶屋
  • 1685年の記録
  • 2021年 国の名勝

02 / 今庄宿

冬は庇の下に雪囲い、柱には天狗党の刀傷。

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Photo by 皓月旗 (CC BY-SA 4.0)

今庄宿は17世紀初めに北陸道の宿場として生まれ、明治からは鉄道の町としても栄えました。冬は町家の正面の庇の下に雪囲いを立てます。1864年、水戸天狗党が泊まった夜の刀傷が柱に残る家も。1801年ごろ建った旧京藤家住宅の主屋は県下最古級の町家で、2025年に重要文化財になりました。

  • 2021年 重伝建
  • 1801年ごろの町家
  • 2025年 重要文化財

03 / 杜氏と水仙

男は伏見へ酒を造りに、女は崖で水仙を摘んだ。

糠は田畑の少ない半農半漁の浦。冬は漁に出られず、男たちは杜氏として京都の伏見や灘へ酒造りに出ました。1911年に越前糠杜氏組合ができ、最盛期は周りの村と合わせ1,500人以上。その間、女たちは断層崖に自生する水仙を摘んで売りました。この水仙畑は2021年、国の重要文化的景観に。

  • 1911年 杜氏組合
  • 1,500人以上
  • 2021年 重要文化的景観

くらし

山の今庄は豪雪、海の河野は雪がほとんど無い。

  • 人口1万人規模
  • 郡部の町

町の面積343.69km²は福井県の8.2%で、約92%が山林。今庄地域は1976年に特別豪雪地帯に指定され、対馬海流の影響を受ける海岸部は積雪がほとんどありません。町内にハピラインふくいの駅が4つあり、玄関口は役場に近い南条駅。北陸道の今庄ICと南条スマートICもあります。

住んでいる人
10,002人
20052020

2015年より −7.4%

12,274 → 10,002人

面積
343.69km²

うち可住地 30.34km²

2024年

世帯数
3,266世帯

1世帯 3.1人

2020年

家賃(借家の平均)
—
医療
病院0/診療所8

人口1万人あたり 8.0

2023年

面積343.69km²うち可住地30.34km² / 9%
面積と可住地を同じ縮尺でe-Stat B1101 / B1103
待機児童
—保育所等 4園
住宅取得補助
—
年平均気温
—

この3項目は全国横断のデータ源を探しています。推測値では埋めません。

かたち

2県・6市町村に、接している。

日本のなかの南越前町35.835°N 136.194°E
東京南越前町
南越前町の領域
境界:国土数値情報 N03

南北のながさ

24.4km

福井県
越前市・池田町・敦賀市・越前町
岐阜県
揖斐川町
滋賀県
長浜市

区間ごとの所要時間は公式に記載が無いため、出していません。

南越前町は、こういう町です。

  1. 01国が「夜叉ケ池のみに生息」とするヤシャゲンゴロウが、標高1,099mの池で翅があっても飛ばずに暮らしている
  2. 02疱瘡よけの札を配った茶屋の跡が湯尾峠に、雪囲いの町家と天狗党の刀傷が今庄宿に残る
  3. 03糠の浦では男が杜氏として伏見・灘へ出て、女が水仙を摘んだ。河野には北前船主の屋敷が残る

いまの町を、見る。

出典:Wikidata(P2002・P2003・P2013・P2397)

気になったら、町に聞いてみませんか。