上野村・上野村亀甲石産地
よみもの

10366 / うえのむら

群馬県 多野郡

上野村

川の転石でない亀甲石の、産地がある村。

上野村亀甲石産地

Photo by さかおり (CC BY-SA 4.0)

01 / 旧家

屋根は栗の割板に石を置き、二階は養蚕の広い板の間。

上野村の旧家
Photo by Teledrapilgrimage (CC BY-SA 3.0)

旧黒澤家住宅は、代々大総代を務めた旧家です。屋根には瓦でなく栗の割板を並べ、強風で飛ばないよう石を置きました。展示されている住宅の屋根は栗板約1100束と押さえの石3400個。二階は仕切りのない広い板の間で、養蚕に使われました。

  • 栗板 約1100束
  • 押さえの石 3400個
  • 国の重要文化財 昭和45年指定

02 / 渓畔林

北沢の渓畔林に、シオジが無数に自生する。

上野村の渓畔林
Photo by さかおり (CC BY-SA 4.0)

上野楢原のシオジ林は、神流川上流の北沢付近の天然渓畔林です。大きなものは樹高35m、樹齢は100〜200年と推定されると村は記します。自然分布の北限に近く、国の天然記念物(天然保護区)で、村のガイドブックはシオジを村の木としても親しまれていると紹介します。

  • 樹高35m(大きなもの)
  • 樹齢100〜200年と推定
  • 国の天然記念物 昭和44年指定

03 / 子どもの行事

川原に石の囲いを築き、子どもたちが粥を炊く。

文化庁の解説(選択当時)によると、乙父のおひながゆでは、8歳くらいから中学生くらいまでの男女が川原に集まり、シロと呼ばれる石囲いを作ります。雛人形を飾る壇を設け、石で竈を築いて粥を炊きます。国の選択無形民俗文化財で、県の重要無形民俗文化財でもあります。

  • 例年4月3日
  • 国の選択 1998年
  • 県の重要無形民俗文化財 平成4年

空から見た上野村

いまと1974〜78年。写真を押すと、寄って見られます

広域(約6km四方)

近景(約1.5km四方)

いま(2022年12月〜2023年2月撮影)1974〜78年撮影

出典:国土地理院 地理院タイル(全国最新写真(シームレス)/国土画像情報(第一期:1974〜1978年撮影))

地理院地図で開く(いま)地理院地図で開く(1974〜78年)

くらし

新町駅から路線バスで、最速140分。

  • 人口1千人規模
  • 郡部の町

村公式の公共交通の案内は、日本中央バスの奥多野線で、JR新町駅から上野村ふれあい館まで乗る道筋を示します。2026年4月1日改正の時刻表では、新町駅発の毎日運転の便で最速140分です。村のガイドブックは、総面積の9割以上が森林だと紹介します。

住んでいる人
1,128人
19952020

2015年より −8.3%

1,586 → 1,128人

面積
181.85km²

うち可住地 11.81km²

2024年

世帯数
552世帯

1世帯 2.0人

2020年

家賃(借家の平均)
—
医療
病院0/診療所1

人口1万人あたり 8.9

2023年

面積181.85km²うち可住地11.81km² / 6%
面積と可住地を同じ縮尺でe-Stat B1101 / B1103
待機児童
—保育所等 0園
住宅取得補助
—
年平均気温
—

この3項目は全国横断のデータ源を探しています。推測値では埋めません。

ACCESS

ここから、どこへ。

日本のなかの上野村36.083°N 138.777°E
大阪上野村
  • 新町まで路線バス140分

所要時間は日本中央バス『奥多野線 通過予定時刻表』(2026年4月1日改正。上野村公式『多野藤岡広域路線バス(JR新町駅~上野村ふれあい館)』のページ admin/life/seikatsu/traffic/bus.html のリンク assets/tano_1.pdf。運行:日本中央バス株式会社、委託元:多野藤岡広域組合。問い合わせ先は上野村振興課・日本中央バス運行部乗合担当)の『上野村方面(万場-上野村ふれあい館-しおじの湯間)』の表と、新町駅〜万場間の表(2026-10-21 確認)。時間帯により異なります。

かたち

2県・7市町村に、接している。

上野村の領域
境界:「国土数値情報(行政区域データ)」(国土交通省)を加工して作成湖沼:国土数値情報(湖沼データ)(国土交通省)を加工して、まちがたりが作成。 この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(空間データ基盤)、数値地図25000(地名・公共施設)を使用した。(承認番号 平27情使、第585号)

南北のながさ

16.3km

群馬県
南牧村・神流町
埼玉県
秩父市

上野村は、こういう町です。

  1. 01上野村亀甲石産地は、表面に亀甲形の条紋をもつ泥灰質の石(セプタリヤ)が中生代白亜紀の頁岩中に多数産出する場所で、文化庁の解説は、亀甲石として知られるものは概ね河中の転石と記す
  2. 02旧黒澤家住宅は、栗の割板に石を置いた屋根と養蚕に使われた二階の広い板の間をもつ国の重要文化財で、上野楢原のシオジ林は国の天然記念物(天然保護区)にあたる
  3. 03乙父のおひながゆは、川原に石囲いのシロを作って子どもが粥を炊く行事で、国の選択と県の重要無形民俗文化財の両方があり、新町駅から路線バスで最速140分の村に伝わる

気になったら、町に聞いてみませんか。