野沢温泉村・麻釜(共同の台所)
よみもの

20563 / のざわおんせんむら

長野県 下高井郡

野沢温泉村

村の台所は、湯だまりにある。

麻釜|共同の台所

Photo by Miya.m (CC BY-SA 3.0)

01 / 大湯

湯煙を追い出す上屋を設けた湯屋を、村人の湯仲間が守っている。

野沢温泉村の大湯
Photo by 小石川人晃 (CC BY-SA 4.0)

温泉街の中心に位置する大湯は、名立大工による木造の湯屋建築で、地元のスギ材を使い、湯煙を追い出す上屋を設けた湯屋造りだと観光局は記します。外湯は江戸時代から「湯仲間」制度で守られてきた村民の共有財産で、13の外湯を村人が維持・管理しています。

  • 外湯は13
  • 湯仲間制度は江戸時代から
  • 名立大工による木造の湯屋建築

02 / 野沢組

江戸時代後期から続く村人の自治組織が、山林や水源、温泉を守る。

野沢組は惣代1名と副惣代2名、約20名の協議員で構成され、8つの委員会があります。惣代の文書蔵(郷蔵)に長年保存されてきた古文書を管理・研究する委員会や、堰と用水を管理する堰委員会もあります。現在は村長が認可する地縁団体として法人化されています。

  • 惣代1名・副惣代2名
  • 約20名の協議員
  • 8つの委員会

03 / あけび蔓細工

江戸時代初期から冬の副業として、あけびの蔓で玩具や籠を作ってきた。

県の伝統的工芸品(昭和59年8月23日指定)で、主要産地は野沢温泉村ほかです。村周辺で、付近の野山に産するあけびの蔓から玩具や籠類を作ってきました。蔓は10月から11月に採取し、温泉で柔らかくして編むと観光局は記します。鳩に車輪が付いた「鳩車」は、素朴な民芸品として知られます。

  • 昭和59年8月23日に県が指定
  • 江戸時代初期から冬の副業
  • 蔓の採取は10月から11月

空から見た野沢温泉村

いまと1974〜78年。写真を押すと、寄って見られます

広域(約6km四方)

近景(約1.5km四方)

いま(2022年7月〜10月撮影)1974〜78年撮影

出典:国土地理院 地理院タイル(全国最新写真(シームレス)/国土画像情報(第一期:1974〜1978年撮影))

地理院地図で開く(いま)地理院地図で開く(1974〜78年)

くらし

駅の無い村へ、飯山駅からバスで25分。

  • 人口3千人規模
  • 郡部の町

村に鉄道の駅は無く、北陸新幹線の飯山駅から野沢温泉ライナーに乗ると、25分で野沢温泉(中央ターミナル)に着きます。観光局は、村は豊郷、東大滝、前坂、七ヶ巻、虫生、平林、坪山の7つの地区から成ると記します。

住んでいる人
3,279人
19952020

2015年より −5.7%

4,828 → 3,279人

面積
57.96km²

うち可住地 9.14km²

2024年

世帯数
1,153世帯

1世帯 2.8人

2020年

家賃(借家の平均)
—
医療
病院0/診療所4

人口1万人あたり 12.2

2023年

面積57.96km²うち可住地9.14km² / 16%
面積と可住地を同じ縮尺でe-Stat B1101 / B1103
待機児童
—保育所等 1園
住宅取得補助
—
年平均気温
—

この3項目は全国横断のデータ源を探しています。推測値では埋めません。

ACCESS

ここから、どこへ。

日本のなかの野沢温泉村36.923°N 138.441°E
東京大阪野沢温泉村
  • 飯山まで路線バス25分

所要時間は野沢温泉村公式「野沢温泉ライナー【Nozawa Onsen Liner】バス時刻表」(更新 2026年3月10日)の添付PDF『2026年3月30日〜2026年11月30日運行(Summer ver.)』と『2025年12月13日〜2026年3月29日運行(Winter ver.)』、および同ページの GTFS-JP(のざわ温泉交通株式会社・feed_version 2026/03/30改正・calendar は全日 月〜日 2026-03-30〜2026-11-30)(2026-10-20 確認)。時間帯により異なります。

かたち

3市町村に、接している。

野沢温泉村の領域
境界:「国土数値情報(行政区域データ)」(国土交通省)を加工して作成湖沼:国土数値情報(湖沼データ)(国土交通省)を加工して、まちがたりが作成。 この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(空間データ基盤)、数値地図25000(地名・公共施設)を使用した。(承認番号 平27情使、第585号)

南北のながさ

11.5km

野沢温泉村は、こういう町です。

  1. 01村が指定する麻釜は、90℃近い源泉が毎分約500ℓ湧く5つの湯だまりで、近所の村人が野菜や卵を茹でる共同の台所と観光局は記し、村民以外は立ち入れない
  2. 02温泉街の中心に位置する大湯の湯屋建築と、江戸時代から続く湯仲間の制度が13の外湯を守り、江戸時代後期から続く自治組織の野沢組が山林や水源、温泉を守る
  3. 03あけび蔓細工は江戸時代初期から冬の副業として作られ、県の伝統的工芸品になっており、村では国の重要無形民俗文化財の道祖神祭りも毎年1月15日に行われる

気になったら、町に聞いてみませんか。