飯山市・カワ・タネ(小菅の水利)
よみもの

20213 / いいやまし

長野県

飯山市

石積みの里へ、山の水を引き込む。

カワ・タネ|小菅の水利

Photo by Indiana jo (CC BY-SA 4.0)

01 / 正受庵

県の史跡とした理由は、建物でなく、名僧が一生暮らした場所にある。

飯山市の正受庵
Photo by user:KMR (CC BY-SA 3.0)

正受庵は、白隠の師の正受老人(恵端禅師)が住んだ庵です。飯山市ふるさと館の資料は、県史跡の指定理由を、茅葺の建物ではなく、恵端禅師が一生涯暮らした「場所」であることと記します。藩主から拝領したとされる水石もあります。

  • 県史跡(1960年指定)
  • 江戸時代、「天下の三庵」と呼ばれた
  • 本堂は1847年に再建

02 / 魚形線刻画土器

縄文の土器の魚は、頭を貼り付け、体と鰭を棒状の工具で刻んだ。

山ノ神遺跡から1972年の発掘で出土した、縄文晩期中頃の佐野式土器の破片です。県の資料は、魚類学者が魚をシュモクザメの特徴を崩した表現と見たと記し、市ふるさと館の資料は、魚の絵を描いた土器は他に例がないと評価されたと記します。

  • 1972年の発掘で出土
  • 縄文晩期中頃・約2,700年前
  • 県宝(2015年指定)

03 / 小菅の奥社参道

奥社へ向かう参道では、杉並木が更新されながら保たれている。

飯山市の小菅の奥社参道
Photo by user:KMR (CC BY-SA 3.0)

三の鳥居から奥社へ向かう参道沿いに、約600mにわたって約180本の並木が続き、樹齢約300年と推定される大木もあると市の計画は記します。集落の入口の仁王門は天和3年(1683)には建っていたといわれ、護摩堂は寛延3年(1750)の建立。ともに県宝です。

  • 杉並木は県天然記念物(1974年指定)
  • 並木は約600m・約180本
  • 仁王門・護摩堂は県宝(2017年指定)

空から見た飯山市

いまと1974〜78年。写真を押すと、寄って見られます

広域(約6km四方)

近景(約1.5km四方)

いま(2022年7月〜10月撮影)1974〜78年撮影

出典:国土地理院 地理院タイル(全国最新写真(シームレス)/国土画像情報(第一期:1974〜1978年撮影))

地理院地図で開く(いま)地理院地図で開く(1974〜78年)

くらし

千曲川沿いの盆地は、年の約3分の1が雪の下。

  • 人口2万人規模
  • 都心まで2時間
  • 新幹線が停まる

飯山市は、長野県内でいちばん低い千曲川の沖積地に広がる飯山盆地を中心に、西に関田山脈、東に三国山脈が走る南北に長い地形です。市公式は、最深積雪の平均が平地で144cmと記し、一年の約3分の1は雪におおわれるといいます。玄関口は北陸新幹線の飯山駅です。

住んでいる人
19,539人
19952020

2015年より −8.9%

27,423 → 19,539人

面積
202.43km²

うち可住地 78.04km²

2024年

世帯数
7,251世帯

1世帯 2.7人

2020年

家賃(借家の平均)
3.5万円

全国平均 6.1万円

2023年

医療
病院1/診療所16

人口1万人あたり 8.7

2023年

面積202.43km²うち可住地78.04km² / 39%
面積と可住地を同じ縮尺でe-Stat B1101 / B1103
待機児童
—保育所等 9園
住宅取得補助
—
年平均気温
—

この3項目は全国横断のデータ源を探しています。推測値では埋めません。

ACCESS

ここから、どこへ。

日本のなかの飯山市36.852°N 138.365°E
大阪飯山市
飯山駅
飯山駅2021年
  • 東京まで北陸新幹線98分

所要時間はJR東日本の時刻表(2610版)の『上越・北陸新幹線 下り』デジタル時刻表(平日 004d1・土曜休日 004d2)と飯山駅の下り時刻表の列車ページで、東京発と飯山着を同じ列車番号で突き合わせた。毎日運転の最速は、はくたか561号(東京11:24発→飯山13:02着)と565号(13:24→15:02)の1時間38分(2026-10-21 確認)。時間帯により異なります。

かたち

1県・7市町村に、接している。

飯山市の領域
境界:「国土数値情報(行政区域データ)」(国土交通省)を加工して作成湖沼:国土数値情報(湖沼データ)(国土交通省)を加工して、まちがたりが作成。 この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(空間データ基盤)、数値地図25000(地名・公共施設)を使用した。(承認番号 平27情使、第585号)

南北のながさ

25.1km

新潟県
妙高市・上越市

飯山市は、こういう町です。

  1. 01小菅の里は、山の湧水を引き込み、カワまたはタネと称する池で受けて洗いものや消雪に使う水利が特徴で、国の重要文化的景観に選定されている
  2. 02県史跡の正受庵は白隠の師の庵で、県宝の魚形線刻画土器は、縄文晩期中頃の土器の破片に魚の頭を貼り付け、体を線で刻んでいる
  3. 03小菅神社の奥社参道には県天然記念物の杉並木が続き、市は千曲川沿いの飯山盆地に広がって、北陸新幹線の飯山駅が玄関口になっている

いまの町を、見る。

出典:Wikidata(P2002・P2003・P2013・P2397)

気になったら、町に聞いてみませんか。