山ノ内町・田ノ原湿原(旧志賀湖の底)
よみもの

20561 / やまのうちまち

長野県 下高井郡

山ノ内町

湖の底に、ミズゴケが積もった。

田ノ原湿原|旧志賀湖の底

Photo by Koda6029 (CC BY-SA 4.0)

01 / 佐野遺跡

中部地方の縄文晩期の土器は、遺跡の名から「佐野式」と呼ばれる。

山ノ内町の佐野遺跡
Photo by Saigen Jiro (CC0)

山ノ内盆地の南西、三沢川扇状地にある縄文時代晩期の集落跡で、国の史跡です。文化庁のデータベースは、晩期前葉から中葉の土器が中部地方独特の様式を示し、佐野式と名づけられたと記します。町は、三叉文・鍵の手文・工字文の土器が中部地方の標式にされていると説明します。

  • 国史跡 1976年12月25日指定
  • およそ2500〜3000年前の集落跡
  • 発掘調査は12回

02 / 夜間瀬の郷倉

郷倉は、年貢米や凶作への備えを蓄える蔵。夜間瀬の本郷に、町指定の一棟が建つ。

山ノ内町の夜間瀬の郷倉
Photo by Saigen Jiro (CC0)

町指定の有形民俗文化財(1970年6月11日)です。八十二文化財団によると天保年間の土蔵造・瓦葺で、間口2間・奥行3間。郷倉は年貢米の保管や凶作に備えた貯穀の建物で、江戸時代に特に普及したといいます。同じ本郷には、古墳時代後期の古墳群が町の史跡に指定されています。

  • 町指定 1970年6月11日
  • 間口2間・奥行3間
  • 天保年間(八十二文化財団)

03 / 石の湯のゲンジボタル

標高1,580〜1,620mの高原で、ゲンジボタルが長く発生する。

志賀高原の石の湯・岩倉沢周辺は、国の天然記念物「志賀高原石の湯のゲンジボタル生息地」(2008年3月28日指定、15.27ha)。町教委は、澄んだ水質と豊富な水量、湧き出す温泉水が水温を高めて生息環境を育むと説明し、発生は5月中旬から9月初旬で通常の一か月弱より長いと記します。

  • 標高1,580〜1,620m
  • 2008年に国天然記念物
  • 発生は5月中旬〜9月初旬

空から見た山ノ内町

いまと1974〜78年。写真を押すと、寄って見られます

広域(約6km四方)

近景(約1.5km四方)

いま(2024年9月〜10月撮影)1974〜78年撮影

出典:国土地理院 地理院タイル(全国最新写真(シームレス)/国土画像情報(第一期:1974〜1978年撮影))

地理院地図で開く(いま)地理院地図で開く(1974〜78年)

くらし

町の88%は、山林と原野。

  • 人口1万人規模
  • 郡部の町

町公式は、長野県の北東部に位置し、山林原野が88%(うち7割余が志賀高原)を占め、集落は河岸段丘や扇状地状の緩やかな傾斜地に発達したと記します。東は群馬県と県境をなします。玄関口は長野電鉄長野線の湯田中駅で、役場は駅から徒歩5分です。

住んでいる人
11,352人
19952020

2015年より −8.7%

16,951 → 11,352人

面積
265.9km²

うち可住地 30.53km²

2024年

世帯数
4,419世帯

1世帯 2.6人

2020年

家賃(借家の平均)
—
医療
病院0/診療所5

人口1万人あたり 4.4

2023年

面積265.9km²うち可住地30.53km² / 11%
面積と可住地を同じ縮尺でe-Stat B1101 / B1103
待機児童
—保育所等 5園
住宅取得補助
—
年平均気温
—

この3項目は全国横断のデータ源を探しています。推測値では埋めません。

かたち

1県・5市町村に、接している。

日本のなかの山ノ内町36.745°N 138.413°E
大阪山ノ内町
山ノ内町の領域
境界:「国土数値情報(行政区域データ)」(国土交通省)を加工して作成湖沼:国土数値情報(湖沼データ)(国土交通省)を加工して、まちがたりが作成。 この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(空間データ基盤)、数値地図25000(地名・公共施設)を使用した。(承認番号 平27情使、第585号)

南北のながさ

17.6km

群馬県
中之条町

区間ごとの所要時間は公式に記載が無いため、出していません。

山ノ内町は、こういう町です。

  1. 01志賀高原の田ノ原湿原は、志賀山火山の溶岩が角間川をせき止めてできた旧志賀湖の底に、ミズゴケが積もってできた高層湿原で、県の天然記念物(1973年指定)
  2. 02縄文晩期の佐野遺跡は国の史跡で、出土した土器が「佐野式」の名のもとになった。夜間瀬の本郷には、年貢米や凶作への備えを蓄える町指定の郷倉が建つ
  3. 03石の湯のゲンジボタル生息地は国の天然記念物。町は長野県の北東部にあり、山林原野が88%を占める

気になったら、町に聞いてみませんか。