安曇野市・拾ケ堰
よみもの

20220 / あづみのし

長野県

安曇野市

1km進んで、30cm余り下がる水路。

拾ケ堰

Photo by Qurren (CC BY-SA 3.0)

01 / オオルリシジミ

堀金では、冷たい用水を温める水路が、クララの育つ広い畦をつくった。

「安曇野のオオルリシジミ」は、市が令和4年に動物で初めて天然記念物に指定した蝶です。堀金の岩原堰は烏川の冷たい水を引くため、細い水路「ヌルメ」で水を温めてから田に通し、広い畦にできた草原に幼虫の食草クララが育ちました。

  • 市の天然記念物 令和4年3月30日指定
  • 幼虫の食草はクララだけ
  • 1991年に記録が途絶え、1994年に再発見

02 / 明科廃寺

花弁8枚の軒丸瓦は、岐阜の寿楽寺廃寺と同じ型で作られた。

安曇野市の明科廃寺
Photo by Saigen Jiro (Public domain)

明科廃寺は、出土した素弁八葉蓮華文の瓦から7世紀後半の創建とされます。八枚の軒丸瓦は岐阜県の寿楽寺廃寺と同じ型で作られ、山梨県の天狗沢窯からも同じ型の瓦が出ました。桜坂窯跡から瓦が供給されたことはまちがいないと、『明科の宝』は記します。

  • 7世紀後半の創建とされる
  • 軒丸瓦は花弁8枚
  • 建物跡は見つかっていない

03 / 道祖神

木戸ごとの守り神の道祖神が、市内に600件を超える。

安曇野市の道祖神
Photo by Qurren (CC BY-SA 4.0)

木戸は、日常的に親密な付き合いが行われる近隣集団のこと。市の地域計画は、道祖神が600件を超え、文化財に指定されたのは4件と記します。豊科本村の菊花紋道祖神は、天保10年代から嘉永年間に南安曇地方で集中的に造られた型の双体像です。

  • 道祖神は600件超(市の地域計画)
  • 市指定の道祖神は4件
  • 菊花紋道祖神は平成20年に市指定

空から見た安曇野市

いまと1974〜78年。写真を押すと、寄って見られます

広域(約6km四方)

近景(約1.5km四方)

いま(2021年9月〜11月撮影)1974〜78年撮影

出典:国土地理院 地理院タイル(全国最新写真(シームレス)/国土画像情報(第一期:1974〜1978年撮影))

地理院地図で開く(いま)地理院地図で開く(1974〜78年)

くらし

新宿から、特急あずさが乗り換えなしで着く。

  • 人口9万人規模

2005年に豊科町・穂高町・三郷村・堀金村・明科町が合併してできた市です。玄関口の豊科駅は、市公式が本庁舎まで徒歩約5分と記す駅で、新宿から特急あずさ5号が乗り換えなしで着きます。

住んでいる人
94,222人
20052020

2015年より −1.1%

96,266 → 94,222人

面積
331.78km²

うち可住地 139.25km²

2024年

世帯数
36,491世帯

1世帯 2.6人

2020年

家賃(借家の平均)
4.6万円

全国平均 6.1万円

2023年

医療
病院5/診療所81

人口1万人あたり 9.1

2023年

面積331.78km²うち可住地139.25km² / 42%
面積と可住地を同じ縮尺でe-Stat B1101 / B1103
待機児童
—保育所等 18園
住宅取得補助
—
年平均気温
—

この3項目は全国横断のデータ源を探しています。推測値では埋めません。

ACCESS

ここから、どこへ。

日本のなかの安曇野市36.304°N 137.906°E
大阪安曇野市
豊科駅
豊科駅2021年
  • 新宿までJR特急174分

所要時間はJR東日本 列車の停車駅一覧(2026年10月版・取得2026-10-21):特急あずさ5号(新宿-白馬)の平日運転ページ https://timetables.jreast.co.jp/2610/train/110/111361.html と土曜・休日運転ページ https://timetables.jreast.co.jp/2610/train/110/111371.html。信濃大町駅の時刻表(平日・土曜休日とも 特あ 11:15発)で列車を特定(2026-10-21 確認)。時間帯により異なります。

かたち

6市町村に、接している。

安曇野市の領域
境界:「国土数値情報(行政区域データ)」(国土交通省)を加工して作成湖沼:国土数値情報(湖沼データ)(国土交通省)を加工して、まちがたりが作成。 この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(空間データ基盤)、数値地図25000(地名・公共施設)を使用した。(承認番号 平27情使、第585号)

南北のながさ

20.9km

安曇野市は、こういう町です。

  1. 01拾ケ堰は、1816年に周辺の10カ村の人々が鍬やつるはしで開いた約15kmの用水路で、1km進んで30cm余り下がる緩い勾配を、わずか3カ月で完成させたと市の広報は記す
  2. 02市の天然記念物「安曇野のオオルリシジミ」は堰が開かれてできた水田の環境に生息し、7世紀後半の創建とされる明科廃寺の瓦は岐阜県・山梨県の遺跡と同じ型で、木戸ごとの道祖神は600件を超える
  3. 03新屋の曽根原家住宅は17世紀中頃の建築と推定される民家で、昭和48年に国の重要文化財に指定された。玄関口は豊科駅で、新宿から特急あずさが乗り換えなしで着く

気になったら、町に聞いてみませんか。