Tanize Suspension Bridge (51930398475).jpg
よみもの

29449 / とつかわむら

奈良県 吉野郡

十津川村

安全を願う住民の思いが、橋になった。

谷瀬の吊り橋|1954年竣工

Photo by Raita Futo from Tokyo, Japan (CC BY 2.0)

01 / 古文書

「かな山」の開発に反対した陳情書が、十津川宝蔵文書に挙がる。

十津川郷宝蔵文書は小原に所在する県指定の古文書で、515点。村のアーカイブが挙げる宝永2年(1705)の陳情書は、寛文3年(1663)から2年間の銅山の開掘で、栃や樫の木を炭にし、柿・栗・葛・蕨、鮎や茶にまで鉱害が出たと述べ、閉山の経緯を記す。

  • 県指定 1964年8月6日
  • 515点(南北朝〜江戸)
  • 寛文3年(1663)の銅山

02 / 集落

小辺路が庭先を通る集落は、眺望から「天空の郷」とも呼ばれる。

Rice terraces in Hatenashi village A.jpg
Photo by さかおり (CC BY-SA 4.0)

果無集落は大字桑畑にあり、世界遺産の小辺路が通る果無峠の中腹に位置する。奈良県の景観資産は、近景を小辺路、中景を集落、遠景を十津川の山々とする眺望地点に登録している。村の公式サイトは、集落の水田も「果無集落の水田」として紹介する。

  • 県の景観資産(眺望地点)
  • 小辺路が民家の庭先を通る
  • 「天空の郷」とも呼ばれる

03 / 盆踊り

西川の大踊は、やぐらを設けず方形の一団のまま場所を移る。

十津川の大踊は小原・武蔵・西川の三地区に伝わり、毎年8月の盆に学校の庭などで踊られる。武蔵は男女掛合で歌い、最後は三列の輪になる。西川はやぐらを設けず、方形の一団のまま場所を移る。1989年に国の重要無形民俗文化財に指定。

  • 国の重要無形民俗文化財 1989年指定
  • 毎年8月13〜15日(村の案内)
  • 三地区:小原・武蔵・西川

くらし

大和八木からバスで3時間51分。

  • 人口3千人規模
  • 郡部の町

村内に鉄道の駅は無い。奈良交通の八木新宮特急バスは、2026年7月21日改正の時刻表で、近鉄大和八木駅から十津川村役場まで3時間51分、JR新宮駅から2時間31分。文化遺産オンラインの解説は、村の全面積の96%が山林原野と記す。

住んでいる人
3,061人
19952020

2015年より −12.7%

5,202 → 3,061人

面積
672.38km²

うち可住地 27.67km²

2024年

世帯数
1,410世帯

1世帯 2.2人

2020年

家賃(借家の平均)
—
医療
病院0/診療所5

人口1万人あたり 16.3

2023年

面積672.38km²うち可住地27.67km² / 4%
面積と可住地を同じ縮尺でe-Stat B1101 / B1103
待機児童
—保育所等 0園
住宅取得補助
—
年平均気温
—

この3項目は全国横断のデータ源を探しています。推測値では埋めません。

ACCESS

ここから、どこへ。

日本のなかの十津川村33.988°N 135.793°E
東京十津川村
十津川村役場
十津川村役場2014年
  • 大和八木まで路線バス231分
  • 新宮まで路線バス151分

所要時間は奈良交通『八木新宮特急バス』の2026年7月21日ダイヤ改正の時刻表(奈良交通公式 https://www.narakotsu.co.jp/timetable-yagi_shingu202607/ の PDF〈Adobe Illustrator 作成・作成日 2026-07-21・2ページ〉の2ページ目『主な停留所時刻表』。文字が図形化されていて文字抽出ができず、画像にして目で読んだ。保存 $SP/totsukawa/yagitt.pdf・yagitt-2.png・cropA-2.png)。表は『土・日祝日』と『平日』に分かれ、大和八木駅(南)発→新宮駅行きは9:15・11:38・13:38の3便、新宮駅発→大和八木駅(南)行きは5:53・7:46と、平日9:59/土日祝10:18(やまかぜ)の3便。『十津川村役場』の停留所は、大和八木駅(南)→新宮駅の向きで 風屋→十津川村役場→折立 の順。村公式『アクセス』(https://www.vill.totsukawa.lg.jp/access/)は『近鉄大和八木駅 奈良交通バス(4h)』『JR新宮駅 奈良交通バス(2.5h)』と、起点と目安を書く(2026-10-14 確認)。時間帯により異なります。

かたち

2県・8市町村に、接している。

十津川村の領域
境界:国土数値情報 N03

南北のながさ

32.6km

奈良県
五條市・下北山村・野迫川村・上北山村
和歌山県
田辺市・新宮市・北山村
三重県
熊野市

十津川村は、こういう町です。

  1. 01谷瀬の吊り橋は、十津川に架かる長さ297m・高さ54mの生活用の吊り橋。丸太橋が流されてきた谷に、住民が出し合った資金へ役所の予算を加えて1954年に建設され、1972年に補強された。2021年に土木学会の選奨土木遺産になった
  2. 02十津川郷の山村生産用具3,174点は、小原に所在し、1991年に国の重要有形民俗文化財に指定された。国王神社の例大祭の武者行列は、村指定の無形文化財
  3. 03玉置山の枕状溶岩堆積地は県の天然記念物。辻家住宅(五百瀬)は県指定の建造物で、主屋の棟札に享保10年(1725)とある

いまの町を、見る。

出典:Wikidata(P2002・P2003・P2013・P2397)

気になったら、町に聞いてみませんか。