大鹿村・安康露頭(中央構造線)
よみもの

20417 / おおしかむら

長野県 下伊那郡

大鹿村

淡褐色の岩と緑色の岩が、直接接する。

安康露頭|中央構造線

Photo by KAMUI (CC BY-SA 3.0)

01 / 大鹿歌舞伎

少なくとも18世紀半ばまでには、この村で歌舞伎が行われていた。

大鹿村の大鹿歌舞伎
Photo by Mobnoboka (CC BY-SA 3.0)

村に残る古文書に、明和4年(1767)に村人が歌舞伎を上演したと記されます。舞台は幕末から明治に村内13か所に建ち、市場神社舞台の二階の楽屋の壁には、巡業の役者の名が落書きされています。見物の弁当箱は「ろくべん」と呼ばれました。

  • 重要無形民俗文化財 2017年指定
  • 舞台は村内13か所に建立
  • 市場神社舞台 1851年建立

02 / 鹿塩の塩泉

山の中に、海の水と同じぐらい濃い塩水が湧いている。

鹿塩には海の水と同じぐらい濃い塩水が湧き、明治時代には製塩が行われたと、村営の中央構造線博物館は記します。観光協会によれば、明治8年に採掘が始まり製塩場が置かれました。博物館は、同位体の分析から化石海水ではないと説明します。

  • 明治8年 採掘開始(観光協会)
  • 製塩は明治時代(博物館)
  • 同位体解析は1970年代から

03 / 福徳寺本堂

仏像台座の墨書は、平治2年(1160)。堂は、14世紀頃の建立とされる。

大鹿村の福徳寺本堂
Photo by Mobnoboka (CC BY-SA 3.0)

桁行・梁行とも3間、入母屋造、こけら葺の小堂です。村の文化財マップは、昭和28年の解体修理で堂は鎌倉時代以前にさかのぼらないと分かったと記します。観光協会は、技法から宗良親王の時代の造営とみています。

  • 国の重要文化財
  • 桁行3間・梁間3間
  • 室町前期(文化庁DB)

空から見た大鹿村

いまと1974〜78年。写真を押すと、寄って見られます

広域(約6km四方)

近景(約1.5km四方)

いま(2016年5月〜10月撮影)1974〜78年撮影

出典:国土地理院 地理院タイル(全国最新写真(シームレス)/国土画像情報(第一期:1974〜1978年撮影))

地理院地図で開く(いま)地理院地図で開く(1974〜78年)

くらし

駅の無い村へ、伊那大島駅前からバスで29分。

  • 人口1千人規模
  • 郡部の町

村に鉄道の駅は無く、JR飯田線の伊那大島駅(松川町)前から、伊那バスの大鹿線に乗ると、役場の近くの停留所「落合」まで29分です(令和5年10月1日改正の時刻表の毎日運行の便)。終点の「大河原」までは48分です。

住んでいる人
1,023人
19952020

2015年より 0%

1,641 → 1,023人

面積
248.28km²

うち可住地 24.91km²

2024年

世帯数
532世帯

1世帯 1.9人

2020年

家賃(借家の平均)
—
医療
病院0/診療所3

人口1万人あたり 29.3

2023年

面積248.28km²うち可住地24.91km² / 10%
面積と可住地を同じ縮尺でe-Stat B1101 / B1103
待機児童
—保育所等 1園
住宅取得補助
—
年平均気温
—

この3項目は全国横断のデータ源を探しています。推測値では埋めません。

ACCESS

ここから、どこへ。

日本のなかの大鹿村35.578°N 138.034°E
大阪大鹿村
落合
落合2014年
  • 伊那大島まで路線バス29分

所要時間は伊那バス公式(https://www.ibgr.jp/general-route/ の『大鹿村・大鹿線』)が載せる『大鹿線通過時刻表』(令和5年10月1日改正)の1枚PDF(https://www.ibgr.jp/wp-content/uploads/6e6f9ba7a11fd31e97a7e28f11a56525.pdf)。目で読んだ(文字の抽出は不可)(2026-10-21 確認)。時間帯により異なります。

かたち

1県・7市町村に、接している。

大鹿村の領域
境界:「国土数値情報(行政区域データ)」(国土交通省)を加工して作成湖沼:国土数値情報(湖沼データ)(国土交通省)を加工して、まちがたりが作成。 この地図の作成にあたっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(空間データ基盤)、数値地図25000(地名・公共施設)を使用した。(承認番号 平27情使、第585号)

南北のながさ

27.8km

静岡県
静岡市

大鹿村は、こういう町です。

  1. 01安康露頭では、領家変成帯の岩石と三波川変成帯の岩石が直接接し、淡褐色と緑色の岩が並ぶ。北川露頭とあわせて国の天然記念物
  2. 02大鹿歌舞伎は、大磧神社舞台と市場神社舞台で春と秋に公開される重要無形民俗文化財。鹿塩には、山の中に海の水と同じぐらい濃い塩水が湧く
  3. 03福徳寺本堂は国の重要文化財。村の文化財マップは、松下家住宅を国指定重要文化財、1957年築の小渋橋を国登録有形文化財と記す

気になったら、町に聞いてみませんか。