萬福寺庭園(益田市).jpg
よみもの

32204 / ますだし

島根県

益田市

雪舟が作ったと伝わる庭が、二つの寺に残る。

萬福寺庭園・医光寺庭園

Photo by **jpg (CC BY-SA 2.0)

01 / 高津柿本神社

柿本人麻呂が、この地で生涯を終えたと伝わる。人麻呂をまつる社は、鴨島ごと沈んだという。

Takatsu Kakinomoto Jinja Haiden.jpg
Photo by Srats (CC0)

歌聖・柿本人麻呂は、石見国府の役人として赴任し、鴨島の地で生涯を終えたといわれる。人麻呂をまつる社があった鴨島は、万寿元年(1026)の地震・津波で水没し、御神体は高津・松崎に流れ着いたと伝わる。近年、当時の痕跡が科学的に調査され、話題を呼んだ。

  • 万寿元年(1026)の地震・津波で鴨島水没と伝わる
  • 701年以降、石見国府の役人として赴任
  • 毎年9月1日 八朔祭(流鏑馬神事)

02 / 中須東原遺跡

益田川の河口に、船着き場跡が見つかった。朝鮮とタイの陶磁器も、そこから出た。

中須東原遺跡は、2014年に国史跡となった中世の港町の跡。潟湖の岸に沿って、船着き場とみられる礫敷き遺構が全長約40m・最大幅約10mで見つかった。陶磁器には中国産のほか15世紀の朝鮮半島産・タイ産もあり、地元の豪族・益田氏の関与が想定される。

  • 2014年(平成26年) 国指定史跡
  • 礫敷き遺構 全長約40m・最大幅約10m
  • 朝鮮半島・タイ産の陶磁器も出土

03 / 匹見ワサビ

文政の初年に、栽培が始まったと伝わる。いまは養護学校の生徒が、田の再生に取り組む。

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Photo by Norie Goto (CC BY-SA 4.0)

匹見町では、文政の初年(1818年ごろ)に野生ワサビを栽培したのが始まりと伝わる。大正期に静岡の技術を取り入れ、昭和には阪神地方へも出荷された。後継者不足で栽培は減ったが、2024年度から益田養護学校の生徒が匹見町澄川でワサビ田を再生し、2027年春の収穫を目指す。

  • 文政の初年(1818年ごろ)に栽培開始と伝わる
  • 昭和59年度 作付面積20.163ha(匹見農協調査)
  • 2024年度から養護学校生がワサビ田を再生

くらし

日本海と山あいの、二つの表情を持つ町。

  • 人口5万人規模

益田市は石見地方西部の中心都市で、日本海に面する平地と、中国山地に連なる山間部からなる。高津川など複数の川が市内を流れ日本海に注ぐ。2004年に美都町・匹見町と合併し、現在の市域になった。中世には益田氏が三宅御土居・七尾城を拠点に治め、海沿いには国指定天然記念物の岩脈「唐音の蛇岩」が横たわる。

住んでいる人
45,003人
20052020

2015年より −5.7%

52,368 → 45,003人

面積
733.19km²

うち可住地 99.6km²

2024年

世帯数
18,870世帯

1世帯 2.4人

2020年

家賃(借家の平均)
3.6万円

全国平均 6.1万円

2023年

医療
病院3/診療所47

人口1万人あたり 11.1

2023年

面積733.19km²うち可住地99.6km² / 14%
面積と可住地を同じ縮尺でe-Stat B1101 / B1103

人口は2005年以降(市域変更)。2004-11-01 に合併。2005年調査から市域が変わっている。

待機児童
—保育所等 24園
住宅取得補助
—
年平均気温
—

この3項目は全国横断のデータ源を探しています。推測値では埋めません。

ACCESS

ここから、どこへ。

日本のなかの益田市34.675°N 131.843°E
東京大阪益田市
益田駅
益田駅2011年
  • 大阪まで高速バス450分

所要時間はJRバス中国公式サイト「浜田道エクスプレス(大阪-三次・浜田・江津・益田)」の路線詳細ページ。101号線:大阪駅(JR高速バスターミナル)9:20発→益田駅前16:50着(2026-09-26 確認)。時間帯により異なります。

かたち

2県・8市町村に、接している。

益田市の領域
境界:国土数値情報 N03

南北のながさ

43.0km

島根県
津和野町・浜田市・吉賀町
広島県
廿日市市・安芸太田町・北広島町
山口県
萩市・岩国市

益田市は、こういう町です。

  1. 01益田市には、画聖・雪舟が作庭したと伝わる萬福寺と医光寺の庭園が残り、ともに国指定の史跡・名勝です。
  2. 02高津柿本神社は、万葉の歌人・柿本人麻呂をまつり、地震・津波で沈んだという鴨島の伝説が残ります。近くの中須東原遺跡は、中世の港町の跡です。
  3. 03匹見町では、文政の初年に始まったと伝わるワサビ栽培に、いまも養護学校の生徒らが取り組んでいます。

気になったら、町に聞いてみませんか。